健康で快適なプレママライフのためにも、おなかの赤ちゃんのためにも、妊娠期のオーラルケアはとても大切。プレママのためのオーラルケアのポイントをわかりやすくアドバイスします。
妊娠すると、さまざまな体の変化がありますが、お口の中の状態にも変化があります。
ひとつには、ホルモンのバランスが変わり、唾液が酸性に傾くこと。唾液の分泌が減ってお口がネバネバしたり、歯ぐきから出血しやすいなどの症状が見られる人もいます。もうひとつは、生活の変化。つわりで食べ物の好みが変わったり、空腹を避けるために食習慣が不規則になったり、歯みがきがおろそかになったりして、お口の中の状態が悪くなりがちです。
また、歯周病を起こす細菌の中には、妊娠で増えるホルモンを餌にして増殖する細菌があります。妊娠中は、むし歯や歯周病になりやすい要因がそろっているのです。


- 「気になる症状やお悩みはない」と答えた人は17%。
多くのプレママが、お口の変化を感じています。 
- (2010年8月ピジョン調べ n=200)

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プレママの歯周病セルフチェック。
あてはまるものがあったら、
歯周病のリスクアップ! - お口の中がネバネバする
- お口の中が乾燥している気がする
- 気分が悪くて歯みがきが雑になりがち
- 歯ぐきから出血することがある
- 口臭が気になる
- 歯ぐきに腫れや痛みを感じる
- ちょこちょこ間食が増えたが、その都度歯みがきはできていない
むし歯や歯周病、妊娠期にはどんな影響があるのでしょうか?

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歯周病は細菌によって起こる感染症です。歯ぐきの腫れや出血といったお口の症状だけでなく、全身の健康状態にも影響すると言われています。まれにですが、歯周病菌が血液を介して子宮にまわり、早産や低出生体重児出産の一因となることがあるとも言われています。
妊娠・出産トラブルのリスクを下げるためにも、妊娠期の歯周病には気をつけましょう。 
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赤ちゃんの歯が生えてくるのは生後6ヵ月頃ですが、赤ちゃんの歯のもとになる芽(歯胚)ができ始めるのは妊娠7週目ごろ。妊娠4~5ヵ月頃から少しずつ硬い組織になり歯の形を形成していきます。さらに、乳歯だけでなく一部の永久歯の芽も妊娠期につくられ始めます。
おなかの赤ちゃんの歯を丈夫につくるためには、妊娠中にバランスのとれた食事でしっかり栄養をとることが大切。歯痛があったりお口の状態がよくないと、健康に食べることができません。妊娠中にはきちんと食事ができるようお口の状態をよくしておきましょう。 
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生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には、むし歯菌や歯周病菌はいません。
むし歯菌は、子育てに関わる身近な大人からうつる(伝播する)と言われています。
赤ちゃんの乳歯をむし歯にしないためにも、周囲の大人、特にママのお口の中のむし歯菌を減らしておくことはとても重要です。 
- 産後は昼夜なく赤ちゃんのお世話に忙しく、なかなか自分のことにまで手が回らないものです。また赤ちゃんの預け先など、通院は何かと大変。妊娠中に通院してお口の状態を健全にしておくことで、産後お口のトラブルに悩まされる心配も少なくなります。

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ヘッドの小さな歯ブラシに変えてみると、吐き気が起こりにくいことがあります。
みがく時に、顔を少し下向きにするとよいでしょう。
「食べたらみがく」が理想ですが、つわりなどで気分が悪い時は、歯ブラシを口に入れるだけで吐き気が出てしまうことも。気分がよい時、できる時に少しずつでも歯みがきするように心がけましょう。入浴時の歯みがきもおすすめです。
妊娠すると味覚が変わったり、敏感になったりする人もいます。歯みがき剤の味や刺激が気になることもあるので、低刺激、低発泡性のものがいいでしょう。
洗口液は、歯と歯の間やお口全体にいきわたりやすく、歯みがきの負担を軽くしてくれます。 
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歯みがきしづらい時は、マウスウォッシュでうがいするだけでも口内がさっぱりします。(歯面に付着した汚れ(プラーク)を落とすために、ブラッシングも、できる時に必ずするよう心がけましょう。)
唾液はお口の中をきれいに保つために重要な役割を果たすもの。唾液の分泌を促すような、タブレットやガムもおすすめです。ただし糖分を含むものは逆効果。むし歯の原因になりにくいキシリトール配合のものを選びましょう。 
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妊娠中には、ぜひ歯科健診を受けましょう。自治体によっては、妊娠中に妊婦歯科健診が受けられるサービスがあります。住んでいる地域の健診制度をチェックしてみましょう。
受診は、つわりがおさまる妊娠初期後半から、安定期の妊娠中期ごろがよいでしょう。必要な歯科治療も妊娠中期に終えることができます。妊娠後期にはおなかも大きくなり、あお向けの姿勢がつらくなることがあります。
受診の際は必ず母子手帳を持参しましょう。
歯科治療で行うのは局所麻酔で量もわずかなので、通常は問題ありません。レントゲンも腹部から離れているのでまず影響はありませんが、赤ちゃんの器官が作られる妊娠初期は大切な時期なので避け、安定期である妊娠中期に治療を受けましょう。
歯科医師が妊娠中であることを配慮して行う治療や薬であれば、心配いりません。
不安なことがあれば、歯科医に相談しましょう。
歯の痛みを我慢してストレスをためてしまうのはよくありませんし、痛みで食事も偏ってしまうと、赤ちゃんへの栄養にも影響がでてしまうでしょう。
昔は、妊娠すると歯がダメになる、一人産むと歯が1本なくなるなどとも言われたりしましたが、カルシウムが歯から溶け出すということはありません。妊娠するとむし歯や歯周病になりやすいのは本当ですから、妊娠したらそれまで以上に、お口の健康には注意することが大切です。
丈夫な歯をつくるための栄養と言えばカルシウムですが、他にも赤ちゃんの歯にとって特にプラスになる栄養素があります。妊娠中はバランスのよい食事を基本に、これらの栄養素を含む食品は積極的にとるようにこころがけましょう。






※妊娠初期は、赤ちゃんの臓器や器官を作る大切な時期ですので、葉酸を含む食品(ブロッコリー、ほうれん草、納豆、イチゴなど)を積極的に摂りましょう。


